現場レポート

ホーム >  現場レポートバックナンバー >  2022年 春季号

現場レポート No.2032022年 春季号

ご施主様・近隣の皆様・協力会社の方々、大変お世話になっております。
現在、工事進行中現場の担当者より、皆様にご挨拶致します。

九州中央道 西原地区改良18期工事

 山都町北中島にて、九州中央道の切土・法面工を行う工事です。施工箇所は、前回と同様土砂崩壊の恐れがある為、逆巻き工法(掘削と法面保護工を一段毎に施工)にて施工を行っています。
 最近は、山都町も暖かくなり過ごしやすい気候となりました。7月の竣工に向けて、無事故・無災害で頑張ります。

担当 釘野 浩彰、渕上 正樹、筑紫 祐里奈

欽修市営住宅F棟建設工事(建築本体工事)

 欽修市営住宅は、福岡市に近接する春日市北部に位置します。前回は福山君の担当でE 棟を建設し、今回は当社2棟目の施工となります。
 地元の永田建設㈱様とE 棟同様共同企業体を組んで施工していますが、担当の花村さんと、無災害完工を目指し日々頑張っています。

(岩永・永田特定建設工事共同企業体)
担当 水篠 洋一

熊本3号 四方寄地区改築2期工事

 現在、国道3号線にタッチする場所から約1kmの区間において、東バイパス側へ車線を増やす工事を行っております。工期の半分が過ぎ、形が見えてきました。
 交通量が多く両サイドを本線・ランプに挟まれた立地で安全管理に非常に気を使いますが、無事故完成を目指して頑張っているところです。

担当 山本 正文、坂本 純一、村木 議訓

芳野旅館 豪雨災害復旧工事

 人吉、球磨地方を襲った豪雨災害から1年8ヶ月、人吉の街は復興半ばで、当現場もまだまだです。
 木造2階建ての本館棟、半地下にある浴場棟の復旧部分と、RC2階建ての管理棟、木造平屋の個浴棟新築部分があり、やる事満載です。
 一日でも早く元の姿に戻し、関係者の皆様に喜んで頂く事が、私達の使命だと思い、9月の竣工、グランドオープンまで、安全第一で精一杯頑張ります。

担当 住本 幸也、松本 一哉、牧山 隼太朗 

現場散策!「~芳野旅館~」へおじゃまします!

 今回の「おじゃまします!!」は、人吉豪雨災害復旧工事中の現場『芳野旅館』に伺いました。
 各客室は、川舟や水車の古材を転用したり、竹や自然木を巧みに用いるなど数寄屋風の風情ある造りになっており、中庭の日本庭園を囲むように建物が配置され、趣のある純和風旅館です。創業して100年来多くの文人、要人に愛された建物は2013年3月には国登録有形文化財に指定されています。
 災害時には1階がほぼ水に浸かってしまい、畳や襖、障子や土壁等、甚大な被害がありました。造り直さなければならない所はたくさんありますが、残せる柱や窓、格子等、既存の部材をできるだけ残しつつ改修して、これからも永い歴史を刻んでいく素晴らしい建物に生まれ変わることと思います。

(小平 記)